地域への取り組み
北海道と共に生きる
2023.08.09
「さくらんぼ」を通じた仁木町ともりもとの繋がり
北海道仁木町との繋がり
2014年7月、北海道の素材を使用した商品を全国へお届けしているもりもとと、北海道のフルーツ王国と呼ばれる仁木町の果樹生産者様との情報交換会を開催。
ほどよい酸味がお菓子に合うさくらんぼ「水門(すいもん)」を手カゴ3杯分頂戴したことから、取り組みがスタートしました。
その後、仁木町ともりもとが共同で、仁木町自慢のさくらんぼをはじめとする果実を活用し、スイーツにて多くのお客様にお届けすることで、地域経済の循環を目指し、2016年6月に「地域活性化の推進の為の連携と協力に関する協定」を締結いたしました。
さらに2018年4月には、”19年目の挑戦”としてもりもと人気商品「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」の原料であるトマトを仁木町産のキャロル7とシンディスイートに変更。
仁木町との繋がりは年々、より強固なものとなっております。
2020年よりさくらんぼの共同収穫がスタート
土地・気候に恵まれ、北海道のフルーツ王国と呼ばれる仁木町。
仁木町のさくらんぼ生産者様では、高齢化から慢性的な人手不足が課題となっており、全ての実を収穫しきれないため、
傷みやすいため流通しにくい品種の「水門」よりも、佐藤錦などの日持ちがして甘みがある人気の品種を中心に、収穫に人手を割いているそうです。
6月下旬から7月上旬に豊富に実をつけるさくらんぼの木は、収穫しないと翌年の生育に影響が出ます。
そこでもりもとでは、「酸味があるからこそスイーツに合う「水門」を活用したい」という想いから、
毎年収穫のお手伝いをさせていただいています。
さらに収穫したさくらんぼをおいしいスイーツにして販売。お菓子作りを支えてくださっている生産者様のお役に立ちたいと考え、売上の一部をさくらんぼ農家様に還元しております。
この取り組みは2023年で4年目を迎え、「持続可能な取り組み」として継続してまいります。
JALスカイ札幌様との共同収穫
地域活性化事業に積極的に取り組まれ、「『北海道』の想いをのせて」を事業コンセプトに掲げるJALスカイ札幌様より、収穫支援から販売・還元までを通した6次産業の取り組みに共感いただき、「JALスカイ札幌×もりもと」共同での取り組みが始まりました。
【2020年】収穫の様子・販売したスイーツのご紹介
2020年は、「水門」と「正光錦(せいこうにしき)」を収穫しました。
さくらんぼを1つ1つ丁寧に収穫することで、生産者様との繋がりをより強く実感することができました。
さらに収穫したさくらんぼを使った「仁木町産さくらんぼショート」を数量限定で販売。大好評に付き販売開始1時間で完売する店舗もございました。
売上の一部を還元させていただき、さくらんぼ生産者の大森様より「クリームの酸味とさくらんぼが合って、ジューシーですごく美味しい。ヘタがついていて、タネもそのままで、さくらんぼがみずみずしいままケーキにしてくださって嬉しいです。切られる木を救ってくれたことに、感謝しています。」とお話をいただきました。
【2021年】収穫の様子・販売したスイーツのご紹介
2021年も「水門」と「正光錦」を収穫。2020年よりも実がしっかりしており、色も明るく感じたため大森様にお聞きしたところ、「昨年、きれいにさくらんぼを収穫して手を掛けたことで、今年の良作に繋がりました。この取り組みで守られた木です。」と嬉しそうにお話してくださりました。
また、収穫したさくらんぼを「仁木町産さくらんぼのチーズタルト」にして販売いたしました。
【2022年】収穫の様子・販売したスイーツのご紹介
2022年6月30日(木)に収穫したさくらんぼは全部で92kg!
収穫した品種は「水門」「正光錦」「佐藤錦」で、たくさんのさくらんぼを収穫できました。
また、収穫したさくらんぼを「仁木町産さくらんぼとチーズムース」にし、期間・数量限定で販売いたしました。
大森様より「暑い中、お手伝いいただきありがとうございました。おいしいケーキにのせて、たくさんの皆様にさくらんぼをお届けしていただけたら嬉しいです。」とお話を頂戴しました。
【2023年】収穫の様子・販売したスイーツのご紹介
今年も「水門」を収穫。2023年のさくらんぼは豊作で、どの木もまんべんなく実がついており、全部で65kgのさくらんぼを収穫することができました。収穫したみずみずしいさくらんぼを、チーズクリームを合わせた「仁木町産さくらんぼタルト」にして販売いたしました。
大森様より「今年のさくらんぼも大変なりがよいです。雨にあたると割れてしまうため、皆さんに収穫していただけるのは大変ありがたいです。」とお話を頂戴しました。
JALスカイ札幌様と共同販売を実施
2022年7月2日に千歳本店・新千歳空港店にて、JALスカイ札幌の皆様と収穫したさくらんぼを使用したスイーツの共同販売を行いました。
どちらの店舗でも多くのお客様にご好評いただき、1時間ほどで完売いたしました。
共同販売を通して、「仁木町産さくらんぼ」の認知拡大に取り組んでいます。
また今回の売上の一部は生産者様に還元し、地域経済や地域活性化へ貢献してまいります。
持続可能な取り組みとして継続
もりもとは、このような仁木町・JALスカイ札幌様との取り組みを持続可能なものとして今後も継続し、仁木町産さくらんぼの認知拡大と話題創出を目指してまいります。