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2021.09.13

あんこの種類は小豆だけじゃない!和菓子の定番あんこの雑学


どら焼きやおまんじゅう、おはぎなどに使われる和菓子の定番「あんこ」。
あんこには豆の粒感を感じられる「つぶあん」、皮を取り除いた「こしあん」を含め様々な種類があり、あんこ好きの中でも好みが分かれます。

では、他にどのような種類のあんこがあるか、ご存知ですか?

今回は材料や作り方によって変わるあんこの種類や、小豆に含まれる身体に優しい栄養素について解説します!
さらに、北海道のお菓子屋もりもとがおすすめするあんこを使った和菓子もご紹介しますのでぜひご覧ください♪

あんこの種類は材料と作り方で変わる!

あんこと言われてイメージするのは「小豆」で作った赤いあんこかと思います。
その他にもあんこには様々な種類があり、大きく分類して材料による違いと、作り方による違いがあるんです。

広く知られる代表的なあんこ

和菓子でよく使われ目にすることの多いあんこは2種類。

1つ目は先ほどもお伝えした小豆を使った「小豆あん」、2つ目は大手亡豆と呼ばれる白いんげん豆を使った「白あん」です。

白あんは小豆あんよりもややあっさりとした甘さが特長のため、フルーツと合わせてフルーツあんに使われたり上和生菓子に使われたりと、様々な食べ方で使われています。

他にも色々!材料で変わるあんこの種類


➤うぐいすあん
淡い緑色が特徴のうぐいすあんの原材料はうぐいす豆であり、別名は「青えんどう豆」。英語では「グリーンピース」と呼ばれる豆です。

➤ずんだあん
同じく緑色で、宮城県や山形県など東北地方の名産品であるずんだあんは、「枝豆」で作られたあんこ。仙台にあるずんだスイーツ専門店「ずんだ茶寮」のスイーツが、一躍話題になりましたね。

その他にも春になると「桜あん」、秋になるとさつまいもを原料とした「芋あん」や「栗あん」など、季節によって登場するあんも多くあります。

さらにもりもとでは、北海道で穫れた5つの豆それぞれの味わいを存分に楽しめる、食べ比べのできるどら焼きがあります♪
ご自宅用にも贈り物にもおすすめですのでチェックしてみてくださいね!
「北海道の豆えらびどら焼き」へ移動する↓↓

つぶあんこしあん論争?作り方で違うあんこの種類

一番はじめに少し触れましたが、種類豊富なあんこは、作り方によっても違いがあります。

1)つぶあん
小豆を煮る段階で、できるだけ潰さずに小豆の食感を残しながら作られるのが、一番ポピュラーなつぶあん。
裏ごしをせず、小豆本来の味わいを楽しめるあんの種類です。

2)こしあん
潰しながら煮た小豆を裏ごしして皮を取り除き、なめらかな舌触りに仕上げるのが特長のこしあん。
つぶあんが苦手でもこしあんなら食べられるという人も少なくないのではないでしょうか。

3)つぶしあん
豆をしっかりと潰しながらも、皮を残しておくのが特長。なめらかな舌ざわりと小豆の皮も感じられるあん。

4)小倉あん
つぶあんと間違われることの多い小倉あんは、こしあんやつぶしあんに、蜜で煮付けた大納言小豆を混ぜ合わせたもの。
なめらかなあんの味わいに加え、大納言小豆の味わいもしっかりと感じられる、ひと手間がかかる少しリッチな種類です。

おうちで簡単!あんこの作り方

あんこと言えばお菓子屋さんで和菓子を買って食べるものですが、中にはおうちで手づくりをして出来立てのあんこを楽しむという人も♪
材料は乾燥小豆、水、三温糖、塩の4つのみ!

①小豆を中火で5分ほど下茹でして流水で洗う
②下茹でした小豆を再度強火にかけ、沸騰したら中火で40分ほど加熱
③煮汁を捨ててから三温糖を加えて中火にかけ、潰さないように混ぜます
④水分がなくなったら塩を加えて混ぜてから火を止めます
⑤粗熱をとったら完成です!

つぶあんと違い、こしあんは途中で裏ごしの手順が加わりますが、作り方はほぼ同じです。
詳細は以下の参照元をご覧ください♪

■つぶあん参照元|つぶあんの作り方 作り方・レシピ | クラシル
■こしあん参照元|こしあんの作り方 作り方・レシピ | クラシル

あんこは身体に優しい!小豆の栄養素とは


あんこの主な原材料である小豆は、他の豆と違って食物繊維や糖質で構成される炭水化物を主体とする豆です。
その他たんぱく質やビタミンB群、ミネラルやポリフェノールなど様々な栄養素を含んだ健康食品とも言われています。

このような栄養素を摂取することによって、整腸作用や美容、体質改善にもつながると言われており、身体の健康を気遣ってお菓子には和菓子を食べるという人も少なくありません。

■参考文献|あずきのチカラで健康に | 井村屋株式会社

もりもとの和菓子職人がこだわるあんこ


北海道千歳市に本店を構えるもりもとの始まりは、あんこを使った和菓子やパンでした。
工場にはあんこだけを作る「餡場」があり、和菓子職人が技術を磨き、こだわりを持ってあんこを作っています。

同じ小豆でも日によって状態が変わるため、水の量や炊き上げる時間も都度変わり微調整が欠かせません。

またもりもとではどら焼きやまんじゅう、パンなどそれぞれの商品によって、水や砂糖の配合はもちろん茹でや蒸らしなどの各工程の時間も異なります。

1分単位のタイミングで炊き具合を見極めて仕上げる、経験を積んだプロの技術が光ります。

もりもとおすすめのあんこを使った和菓子3選

1)支笏の伏流水仕込み どら焼き


北海道の良質な素材を一番良い形で味わって頂きたいという想いを込めてつくり上げたどら焼きです。
北海道千歳市のおいしい水と、北海道十勝芽室町産のエリモショウズ、北海道産の大手亡豆を使用しました。
■6個入1,020円/12個入2,040円(税込)
詳細はこちらから

2)北海道の豆えらびどら焼き


5種類の北海道の豆を使用し、それぞれの「豆の食感」を残した餡で、豆の存在感を存分に楽しめるよう仕上げました。
どら焼きには珍しい豆を使っているので、1つ1つ食べ比べる楽しみがあります♪
■5個入950円/10個入1,900円(税込)
詳細はこちらから

3)千歳うまれのたまごまんじゅう


もりもと千歳本店のある北海道千歳市は、道内トップクラスのたまごの生産地。
採卵後3日以内の新鮮な黄身をたっぷりと使用した、たまごの風味豊かな懐かしい味わいで、大人にもお子様にも大人気のおまんじゅうです。
■4個入610円/8個入1,220円(税込)
詳細はこちらから

種類豊富!身体にいいあんこを和菓子で楽しもう♪

私たちがよく目にする小豆のあんこは、使われる原材料や作り方によって様々な種類があります。
例えば大手亡豆(白いんげん豆)で作られる「白あん」や、青えんどう豆で作られる「うぐいすあん」、季節によって登場するあんこなど多種多様。

また粒を残す製法や裏ごしをしてなめらかにする製法など、作り方によっても様々な味わいのあんこを楽しめます。

北海道のお菓子屋もりもとでは、和菓子職人が技術を磨きこだわりを持って作ったあんこを使用した和菓子をご用意しております。
ぜひご自宅用に、お土産に、もりもとの和菓子を選んでいただけたら嬉しいです。